FGFとは

 線維芽細胞成長因子(fibroblast growth factor)は線維芽細胞をはじめとするさまざまな細胞に対して増殖活性や分化誘導など多彩な作用を示す多機能性細胞間シグナル因子のl事です。

 現在までに構造上の類似性からヒトにおいて23種類からなるファミリーを 形成していて、特にFGF-1(aFGF)やFGF-2(bFGF)は中胚葉構造に 対して強力な細胞分裂促進効果を与えることが知られています。

 2006年10月現在日本国内ではFGFファミリーのなかでもbFGF(FGF-2)のみ医薬品として登録があり、化粧品原料には使用出来ません。また、aFGF(FGF-1)はE.Coli(非病原性大腸桿菌)由来の遺伝子組み換えによるもののみINCI登録があり、表示名称はヒトオリゴペプチド-13となっています。

FGFの作用

 FGFが効果を発揮するためにはFGFに結合するチロシンキナーゼ型レセプター(受容体)がなければ成りません、FGF-1のレセプターは 主に上皮系細胞に見られ、FGF-2のレセプターは主に線維芽細胞などの間葉系細胞にみられ、 FGFはFGF-2(bFGF)であったが、外傷を受けていない皮膚に対しての効果はFGF-1(aFGF)の ほうが高いと考えられます。

FGF-1の価格

E.Coli(非病原性大腸桿菌)由来の遺伝子組み換えによるFGF-1の実験用試薬の公表価格は5μg79,000円と成っていて計算上1μg当たり15,800円、1mg当たり15,800,000円と成りますが、化粧品原料としての公表価格は不明です。

FGFの美容効果


 FGFが線維芽細胞を増殖させることから、おもにニキビ痕治療に使用されています。ただし、FGF-2は受容体が線維芽細胞に存在することから、CO2レーザーなどで角質層を破壊する必要が有りますが、 FGF-1ならば、ただ塗るだけで薬理作用が期待できるとされています。




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